こんにちは!やーまんです。
英語話せるようになりたいけど何をすればいいの…?
「僕の英語勉強法」みたいな本買ったけど私には出来なさそう…
と困っている方は多いのではないでしょうか?
今回はTOEIC940点を保有し英語が大好きな私が
英語の学習をする前に、まず読んでもらいたい本を2冊紹介したいと思います!
私も英語学習を始める前にこれらの本に出会いたかった、、、!
20カ国ペラペラ−私の外国語学習法− 種田輝豊
これは、まさに外国語学習者のバイブルと言っても過言では無い一冊です!
この種田氏による『20ヶ国語ペラペラ』が最初に出版されたのは1969年。
それがなんと2022年の5月に文庫化され、しかも販売早々大人気で重版続々。
長年語学学習者のバイブルであり、読まれ続けているのが分かりますね。
著者の種田氏(既に亡くなられています)は本のタイトルからも分かるように、
なんと20ヶ国語を自由自在に操るポリグロットなんです!
本書はそんな語学の魔術師のような種田氏と語学学習の日々や経験を綴ったエッセイのような内容になっています。
何が凄いかというと、種田氏が20カ国身につけ始めたのは戦後間もない頃。
しかも彼は疎開により北海道の網走に住んでいました。
私は北海道出身なのですが、網走ど田舎です。(網走の方ごめんなさい)
そんな戦後間もない田舎で語学学習をするのは今に比べると簡単ではなかったはずです。
もちろんスマホのアプリやYouTube、ネットフリックスなんてありませんし、
英会話教室なんかが簡単に行ける時代でも土地でもなかったわけです。
そんな中、どうやって語学を習得してきたのか記録されています。
語学と出会ったきっかけやエピソードをはじめ、英語以外も含めた「20カ国語上達の記録」など見どころ満載です。
正直言うと「アッと驚くような簡単学習法!」にたいなことは書かれていません。
むしろ地道に時間をかけてじっくり学んでいくしかないのだと知らしめてくれると思います。
本書から種田氏の外国語への強い憧れや愛情、興味が読み取ることができ、
語学学習を楽しむことの大切さを教えてくれ、勉強のモチベーションがとても上がります!
「どうやって勉強するか?」と言うよりは、
「語学学習へのモチベーションが下がり始めている時に鼓舞してくれる1冊」という認識で読んでいただけるといいと思います!
『英語学習の科学Q&A』 中田達也・鈴木祐一(編)
英語学習へのモチベーションを上げた後に是非読んでほしいのがこちらの1冊。
これは私が心から英語学習前に読んでほしいと強く強く願う1冊です!笑
巷には本当に様々な「英語学習本」があると思います。
しかし、本屋さんのビジネス書コーナーなどに並んでいるような本の多くは
個人の経験に基づく学習法でしかないのです。
その人にはたまたま合って、そのほかにも色んな条件がいい感じになって英語学習が成功したのかもしれませんが、
それがあなたにもピッタリ当てはまることは稀だと思います。
そして厳しいことを言いますが、現在全く英語が分からない人が
「カンタンに数ヶ月で英語マスター」なんて残念ながらあり得ません。
先述の種田氏のような多言語使用者でも地道に勉強するしかないのです。
「簡単に」は無理です。しかし、ただ闇雲に学習を始めるのではなく
できるだけポイントを掴んで効率よく学習をすることはできます。
そのために読むべきなのがこの『英語学習の科学Q&A』です。
皆さんは第二言語習得論という研究分野があるのをご存知ですか?
これは大雑把に言うと「人がどのようにして母国語以外を学ぶか?」という謎を研究する分野です。
とは言っても、リーディング、リスニング、スピーキングはもちろん
学習動機、学習環境などなど語学学習には様々な要素が複雑に関係し合っています。
それら1つ1つに着目し、第二言語習得論を研究するプロが科学的根拠に基づき効率的学習法を紹介しているのが本書となります。
科学的根拠に基づいているため、個人の経験談のような内容は全く含まれず
具体的な研究結果などがグラフなどで分かりやすく提示されています。
なんか難しそう…
と思った方も多いかもしれません。
しかし、この本は学術書ではなく
一般の英語学習に向けられて書かれているため、かなり噛み砕いて説明されており全く苦戦せずに読むことができます!
またタイトルにQ&Aとあるように、多くの英語学習者が抱くであろう疑問に答えるような形式となっているためアナタの抱く疑問も晴れるかもしれません!
例えば
単語学習に関して、
A:単語帳で単語単体を暗記する
B:単語単体ではなく例文も含め覚えるようにする。
どちらがより単語学習に効率的だと思いますか?
多くの方がBだと思ったのではないでしょうか?
「例文の中で単語を覚えよう!」みたいな本やSNSのアドバイスはよくありますよね。
しかし、科学的根拠に基づくとBの単語単体の暗記の方が効果的なのです。
このように、本書を読むことで、巷で効果的だと言われている学習法が
科学的に見ると逆効果になるかもしれないことを知り衝撃を受けるかもしれません。
英語学習を本格的に始める前に本書を読んで、科学的根拠に基づく効果的な学習法を知った上で学習を進めていくのと
何も分からず先が見えないまま巷の噂に振り回され学習をしていくのでは
時間も効果も全く異なります。断言できます。
英語学習をこれから始める方、そして英語学習中の方も是非1度目を通していただけると嬉しいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語はこれまでも、そしてこれからもずっと役に立つスキルだと思いますし、
人との繋がりや情報取得など様々な面において自分にとって大変大きなメリットとなる財産だと思います。
そんな需要の高い英語だからこそ本屋さんの英語コーナーには大量の本が並んでおり、
どれを選んでいいかお手上げになってしまう方も多いかもしれません。
そんな方は是非今回私が紹介させていただいた本を手に取っていただけたら嬉しい限りです!
最後までご覧いただきありがとうございました!