野心を持て!林真理子の人生論2冊!!

こんにちは!やーまんです。

以前、林真理子さんのエッセイと小説を紹介させていただいたのですが、、

引き続きハマっております!笑

多分、私は林真理子という作家さんの生き方、人間性がカッコよくて好きなのかもしいれない。

ということで、今回はその林真理子という作家さんをもっと知るべく新書を2冊読ませていただきました。

結論さらに人間性に惹かれ、人生のモチベーションが上がりました、、、!!

さっそく読んだ新書2冊を紹介したいと思います!

1、野心のすすめ

この本が出版されたのが2013年で約10年前なのですが、

この頃から既に世の中が「低めの安定」を望む傾向にあり、、、

そんな世の中を林真理子さんが本書でぶった斬っております!

今現在2023年ではさらに「ミニマム」「プチ贅沢」という言葉が多く使われるように

「低めの安定、たまに小さな贅沢」という考え方が「良い」とされているような気がします。

そんな令和の現代にもドンピシャで響く本になっています。

私自身、無理せず働いて、ゆっくりしながら、たまに旅行行ければいいな〜

という思考の持ち主でした。

しかし、この本を読んでハッとしました。

一般的に日本では、野心剥き出し、出世欲丸出しみたいなのは「みっともない」と思われることが多く、

謙虚に、低姿勢に、少しずつ、みたいなスタイルが美徳とされていると思います。

しかし、本書で林真理子さんが主張しているのはまさに

「もっと野心を持て!!!!!」

ということなんです。

そして結構ズバズバ手厳しいことが書かれております。だからこそ信頼できる。

多くの本では、例えば

「頑張りすぎちゃダメですよ」

「子育ては女性を成長させてくれますよ」

みたいなことなどが書かれていると思います。

しかし林さんは超簡潔にいうと

頑張ってなんぼだ!!

子育てで人間性は成長しない!成長は仕事で結果を出さなければできない!!!!

などと主張しています。突き刺さりますね。

林真理子さんは今となっては作家の中の大御所ですが、

学生時代は目立ちたい性格だったのもありイジメに合ったり、社会人となっても理不尽な扱いをされたりと決して楽ではない人生を送ってきたそう。

さらに初めて出したエッセイが大反響を呼び一気に有名人となり華やかな世界に踏み入ることができた一方で、

多くの批判の声に苦しんできたそう。

そんな大きな困難たちを乗り越えてくることができた要因が「野心を持つこと」だったのです。

周りに何を言われても、自分がどんな状況にいても

「成功してやる!」という野心を持ってどんどん当時の業界の偉い方たちにもアプローチしたり積極的に行動されてきたみたいです。

「やってしまった後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとしている林真理子さんの強さが込められた本でした。

私が特にこの人好きだ〜!と思うのは野心剥き出しでグイグイ行くけど上司へのリスペクトがすごいことです。

野心剥き出しでも謙虚でいることは大切だと林さんは言っていおり、私が大切にしたい言葉です。

やたらとグイグイくる部下でも、やる気があって謙虚で敬意を払ってくれるのであればサポートしたいな、と思う人が多いのではないでしょうか。

この本を読んで、私も妥協せずに好きなことをしていられる人生を送るために野心を持って努力していきたいな

と思うことができました!

思うだけではなく実行したいですね!

日々何か物足りなく感じたり、やる気が起きなかったり、大きな壁にぶち当たったりした時に救ってくれる本だと思います!

2、熟年スイッチ

2冊目に紹介するのは『熟年スイッチ』。2022年11月に発売されたばかりの1冊になります。

1冊目に紹介した『野心のすすめ』の出版から9年が経ち執筆したこの本。

『野心のすすめ』は主に若者世代に響く人生論だったのに対して、今回の『成熟スイッチ』は「成熟世代」つまりもっと大人世代に響く人生論となっています。

とは言っても10代、20代のうちに読むととても有意義だと思います。

日大理事長に就任し、70歳を手前にした林真理子さんが今語る成熟をテーマにした人生論。

心にスッと響きます。

「人間関係の心得」

「世間を渡る作法」

「面白がって生きる」

「人生を俯瞰する」

という4つの章からなっています。

林真理子さんが自身の厳しいことも多かった人生を振り返る点では、『野心のすすめ』と重複する点も多めに感じました。

しかし、9年経ちさらに成熟した著者の視点、価値観を比較しながら読んでいくことができます!

学生の頃に目立ちたがり屋でガンガンいく性格が周りから受け入れて貰えず、好かれていなかったことが振り返られていますが、個人的には、

林さんが外れモノだった、というよりかはその年齢で自己主張を堂々とできる人が少ないために周りがついてこれていなかったんじゃないかな〜と感じました。

実は周囲の学生も自己主張できる林さんを密かに羨ましく思っていたのではないかなと思いました。

私も「これは自身がある!」「やりたい!」と思ってもなかなか自信を持って手をあげる勇気を持てませんでした。今もですが、、、。

そんな性格が林真理子さんの活躍の源なのではないかなと読んでいくと感じます。

そんなグイグイ系の林さんですが、すごく上品に感じます。

それはきっと「私はガツガツだ!」と見せかけて誰よりも謙虚だからなのではないかなと思います。

そんな積極性と謙虚さを兼ね備え、多くの壁を乗り越え成功を果たしてきた林真理子さんが思う「いい成熟の仕方」が詰まっていると思います。

私もこんな風に上品に強く歳を重ねていきたいなと心から思います、、、。

先程も述べたように成熟世代の方向けの人生論ですが、

私はもっと若い世代、特に私と同じ20代半ば〜後半くらいの世代に本当におすすめしたい1冊だと思いました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最低限、ミニマムに生きていこうという現代の流れに逆行していると言っても過言ではない林真理子さんの人生論。

それが絶対正しい!とかそういうのではありませんが、こういう価値観について実際に苦労して成功してきた作家さんから本を通じてお話が聞けるのはとても貴重だと思います。

林さんは本屋の娘で超読書家なので紹介した『成熟スイッチ』第3章には「読書の快楽」という内容も書かれていて読書家の皆さんは共感や納得するかもしれません!

文章術も巧みで引き込まれてしまいます!

ぜひ読んでみてください!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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