『月の立つ林で』青山美智子 で心ポカポカ

こんにちは!やーまんです

本屋大賞のノミネート作が発表されましたね!

私が読書にハマり始めたのはほんの2年前くらいなので、

2年前から本屋大賞の存在を知って楽しんでおります。

私が初めてノミネート作で読んだのは伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』で

めっちゃ面白くて感動したな〜、、、

という個人的な思い出話は置いておいて、

今年のノミネート作の1つである

青山美智子さん著『月の立つ林で』を読了したので感想をシェアさせてください!

内容・あらすじ

青山美智子さんといえば、

幾つかのショートストーリーが繋がっていき本の世界で1つの物語になっていくイメージですよね。

まさに「青山美智子」というジャンルが確立しているといって過言で無いのでは、、!

そして読了後に心がポカポカ暖かくて優しい気持ちになれるのも特徴です。

今回の『月の立つ林で』もまさに青山美智子というジャンルになっております!

長く勤めた看護師を辞めた女性、

全然売れなくて苦悩するも夢を諦められない芸人、

親との難しい関係から逃げ出したい女子高生、

家族と仕事との関係に悩むアクセサリー作家、

月に関する話を毎日配信し続けるポッドキャスト配信者

悩める人たちの人生が月のポッドキャストや月への想いによって新しく紡がれていく、、。

そんな物語です。

感想

★★★★☆

いいお話しでした〜😌

やはり読了後に心がとっても暖かくなりました。

今回のテーマは月ということですが、

新月が重要な役割を果たしていたかなと感じました。

夜に空を見上げても新月は見えない。

でも確かにどこかにあるはず。

人の想い、優しさも今は目には見えないかもしれないし

自分には見えてないだけかもしれないし。

でも無いわけではなくて、どこかに必ずある

自分では分からなくても、きっと誰かが自分のことを想ってくれている

そんなことを優しく教えてくれる本でした。

また、

月から見たら地球ってすごく綺麗だけど

遠くから見ているから綺麗に見えるだけかもしれない

そんなことを言っている場面があって、心に刺さりました。

輝いて見える人も近くに行くと

もしかしたら苦しんでいるかもしれない

だから自分の目にみえることだけで判断したらいかんなと、、。

しかもこれはなんだか、今の戦争のことも意識しているのではないかな〜

と勝手に予想しました。

遠くから見ると地球は青くてとてつもなく美しい。宇宙人だってびっくりかもしれない。

でも近くで見ると、戦争が起こって多くの人が苦しんで。

それ以外にもたくさんの争いや美しいとは程遠いことが起こっていて、、。

ほっこり心が温まるのは確かですが、すごく考えさせられたというか、

何かを目にしたり聞いたりした時に

無責任な評価をしたり口にしたりはいけないなと思いました。

小説の内容に戻りますが、、

一つ一つの物語が少しずつ絡み合いつつ

最後に爽快なほど全てが繋がって湯たんぽよりも心が温まります、、!笑

寒い冬、月がよく見える冬にピッタリのおすすめの1冊です!

まとめ

今回も青山美智子さんに心温めてもらいました〜!

この本を読了してからというもの学校の帰り道に夜空を見るのが楽しみです。

月が見えている日も見えてない日も!

見えている日も好きだけど、見えていなくて暗い日も他の星が輝いていて美しい!

素敵な小説との出会いは日常の幸せ度を上げてくれますね!

ついでに夜空では無いですが昨日の夕方の日の入りが綺麗だったので、、

最後までありがとうございました!

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